死して尚、生まれ続けるものたち

舞踏家・大野一雄さま ご冥福をお祈り致します。
http://www.kazuoohnodancestudio.com/
サイトより、弔電を送らせて頂きました。

It is with great sorrow that we announce the passing of Kazuo Ohno on June 1, 2010.
We would like to express our appreciation for your support over many years.

人前に出て踊るようになって5年も経つのに今更、舞踏が面白くて面白くてしょうがない。知れば知る程、自分がしてきたこと、これからしようとしていることたちが深みを増して笑い出す。私は土方巽さんも大野一雄さんも生で見たことがない。見たかった。ユーチューブなんて子供だまし。動きのマチエールは分かっても、興奮も感動も味わえない。だからと言って、伝説のようになった数々の舞台に妄想を膨らませるのは気持ちが悪い。私の頼り綱は沢山存在していた。師は持たないと思ったが、新たな舞踏家の下へ行き、興味深いワークショップを受けさせて頂いている。私は自分なりの踊りを作品にしたくて、舞踏を守っていこうとか、やらなければいけないと思ったことはなかったけれど、舞踏と出会えたことには本当に感謝している。もっと多くの人に出会って、心に恵みの雨を落として、色取り取りの花が咲けばいいと思う。そしたらもっと世界が楽しくなると思う。

去年亡くなった祖母の初盆の話を父から聞いた。お婆ちゃんが、目をキラキラさせながら畑で取れた野菜を食べきれない程くれて、玄関で目に涙を一杯にためて、「またね」と何度か、実家から帰ったのを思い出す。


沢山の人のお陰で、今まで生を全うできている私が昨今、死について多くを想う。
そして、小さくも大きな力で精一杯伸びている、我が家の種籾を見つめる。
今日は父の誕生日なので「おめでとう」の電話をしてみる。

虚構の南阿豆が私の中でワーワー騒いでいて、
今日はバイトに集中できない…。


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