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自分ではなく誰か、何かのための作品

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踊りを発表するのに個人的な感情は必要かどうか、
そんなことを今日は考えていた。
誰かのために作る、誰かのための作品。

「想いを形に」と言われたことがある。
その想いは誰に、何に対しての想いであるのか。
例えば、恩師に、家族に、恋人に、好きな人に、
お世話になったあの人、評価してくれるあの人
賞を取りたいから、あの人に負けたくないから、

舞踏を踊っている人と話すと
恩師への想いが根強く、
ケンカしてしまう程、譲れないことに出くわすことは多い。
自分を踊りへ導いてくれた恩師。
尊敬や感謝に値する。
私にはその恩師は数人いますが、
踊りのお付き合いというのは、
何か師弟関係だけには治まりきらず
考える所は多いのです。

ところで、今度のpit北区での舞台。
南部さんとは、またこんな形で舞台をやれるとは
思いもしてなかっただけに
嬉しさと、何かいわゆる期待とも違うようなところで、
彼の音を期待している自分がいる。
だって、あの最後の舞台の時に
これで最後で私とは一緒にやれない、って
はっきり言われてから、
私は韓国に行って、南部さんの太鼓が忘れられず
じゃあ、自分で叩こうと思って子供用のチャンゴを買って
それが今はラックの上に埃を被って置いてある。

あの頃は、一緒にやれるのが本当に楽しかった。
別に恋人同士とかじゃなかったんですけどね。
今は、私は何を目的に、誰に対して作品を作っているんだろう。
何も目的もなく、だた息を吐くように舞台をしては、
踊りを踊ってはいけないだろうか。
それは生きていることを感じる喜びである。
私にとっての踊りの必要性が変わってきているのを
最近感じます。


まだお席に余裕が御座います。
この機会にぜひご来場下さい。
心よりお待ちしております。


――――――――
『10年後の因縁』

南阿豆(踊り) × 南部輝久(ジャンベ)
完全即興、2番勝負。

私たちには
踊ることと、奏でることでしか
生きていくすべはないのだから
ただただ必死にそれだけを
今また一緒にやれる喜びを
噛みしめる

南部さん、有難う。
pit北、有難う。
これからも宜しく。

2015.11.03(火・祝)
1回目: 15時start
2回目:18時start
(開場は開演の30分前です)
当日・予約:2000円
ご予約・問い合わせ:minamiazu.dance@gmail.com

●会場:王子pit北区
北区王子1-13-18 B1,2
JR京浜東北線・東京メトロ南北線 【王子駅】
地図↓
http://www.h7.dion.ne.jp/~babylon/pit_3.htm

南部輝久と南阿豆の出会いは2007年11月7日ナンゾザランヤ4、阿佐ヶ谷駅から会場の我無双までのパフォーマンスだった。それ以来、少しでも多くの人に自分たちの表現を見て欲しいという単純な想いで始まった。2人の競演は翌年2008年11月8日までの1年間だけで終了したが、ギャラリー・ライブハウス・劇場等での公演に路上公演を加えると約10回に及び、濃密な1年間だったと思われる。南部がジャンベでエモーショナルなリズムをたたき出していた傍らで、阿豆は祝祭的な解放を踊っていた。南部のリズムで伝えるコミュニケーションの本質と、身体の即興表現に拘る阿豆の原点がここにある。最後の競演から約8年が流れ、南部は幾つかのバンド参加とセッションで音楽活動の幅を広げ、阿豆は舞踏にのめり込んできた。その2人が再び競演するという。この8年間で2人は何を得て何を失ったのか。感覚だけを頼りに新たな音と身体の回路を見つけることができるのか。それとも、敢えて回路を断ち切り自らを増幅することにより化学反応を窺うのか。メモリアル公演のような予定調和では済まされない、非常に興味深い公演の実現となった。(批評家:田中 信壽氏)

◎南部輝久
http://starcollector.jp/music/nanbu/nanbu.htm

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写真は実家にいるイングリッシュセッターのロッキーです。
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